ゼウスゼウス

アバターのフレアーが、消えた・・・。

う~む、やはり、魔星だけの調査には限界があるようだな。

側近側近

ゼウス様、以前から進めていたフライ・アイの調教が完了致しました。

ゼウスゼウス

おお、そうか!

視力の良さを武器に獲物を狙う凶暴な生き物だったが、

それを従わせる事に成功するとは・・・。

側近側近

それだけではありません。

フレアーによって、被写体をズームしたり、

夜でも目が見えるようになっております。

そして、私達と同じようにテレパシーによる情報の共有が可能です。

ゼウスゼウス

ほう!

側近側近

魔星同士のテレパシーは、音声だけですが、

フライ・アイのテレパシーは、音声+映像です。

デビル・スターから連れて来たフライ・アイ100匹を

フェアリー・スターに放ちたいと思います。

ゼウスゼウス

しかし、100匹と言えど、少ないような気もするが・・・。

側近側近

ご安心を。

そう思って交配を進め、次のフライ・アイを

育成しているところであります。

みさとりんの前にフライ・アイが現れた。

 

みさとりんみさとりん

何?

この気色悪い生き物!

大きな目に翼が生えているわ。

由衣由衣

その生物は、フライ・アイと言って、

フェアリー・スターでは、最も凶暴な生物の1つに指定されていたの。

その凶暴さゆえに凶悪犯同様、

デビル・スターに送られる事になったわ。

みさとりんみさとりん

魔星達も、その凶暴性を買って、一緒に連れて来たのね。

由夏由夏

いや、そんな事が理由とは思えないわ。

フレアーによって凶暴性を司るDNAは破壊され、

従順な生き物になっているみたいよ。

空を飛べる事と、大きな目を駆使して

「みさとりん」の情報を集めるつもりなんだわ、きっと。

みさとりんみさとりん

私の正体を暴こうって訳ね。

厄介な奴が現れたものだわ。

ところで、フライ・アイにもバブル・ラップは効くの?

由衣由衣

もちろんよ。

デビル・スターにいただけあって

フレアーを、ふんだんに浴びているからね。

みさとりんみさとりん

じゃ、バブル・ラップ。

フライ・アイが、泡に包まれる。

 

みさとりんみさとりん

フライ・アイは、デビル・スターに送られた。

 

しかし、泡に包まれる前にフライ・アイが見た映像は、魔星達にテレパシーで送られていた。

 

ゼウスゼウス

この者が、みさとりんか・・・。

側近側近

我々が想像していた姿と大差ありません。

ゼウスゼウス

なかなか可愛いではないか。

気に入った。

側近側近

ゼウス様、この映像からして「みさとりん」は、

小学校高学年ぐらいの少女かと思われます。

ゼウスゼウス

見た目、身長、体重とも全国平均レベルといったところだな。

側近側近

フェアリー・スターには、

この条件に当てはまる少女が、1万人ほどおります。

ゼウスゼウス

全国平均レベルからして絞り込んでいくのは難しいかもしれんが、

なんとしてでも「みさとりん」の正体を暴くのだ。

側近側近

ハハッ!

その頃、みさとりんは、空飛ぶ魔星・イーグルと戦っていた。

 

みさとりんみさとりん

みさとりんは、空を飛んでイーグルの攻撃を交わすと、上空でイーグルと対峙する。

 

イーグルイーグル

俺の攻撃を交わすとは・・・。

みさとりんみさとりん

あなたの攻撃なんて、このマントが有れば何て事無いわ。

みさとりんは、得意気に手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする。

 

みさとりんみさとりん

デビル・スターに帰ってもらうわよ。

バブル・ラ・・・。

イーグルイーグル

おっと待った。

スカートの中を見られているが、いいのか?

みさとりんみさとりん

えっ?

みさとりんは、自分の真下にいるフライ・アイに気付いた。

 

みさとりんみさとりん

きゃっ!

こんな所にフライ・アイが・・・。

私のスカートの中を見るなんて許せないわっ。

バブル・ラップ。

フライ・アイが、泡に包まれる。

 

イーグルイーグル

ハッハッハッ。

クマのパンツとは可愛いな。

みさとりんみさとりん

えっ?

クマのパンツ?

イーグルイーグル

フライ・アイが見た映像は、

テレパシーでリアルタイムに俺達に送られるのさ。

みさとりんみさとりん

やはり、フライ・アイの目的は、私の正体を暴く事だったのね。

イーグルイーグル

フライ・アイは優秀だぜ。

お前の正体がバレるのも時間の問題だ。

みさとりんみさとりん

なんですって!

生憎だけど、泡で包まれた今、

フライ・アイは、もう役には立たないわ。

イーグルイーグル

テレパシーが遮断されてしまうんだろ?

みさとりんみさとりん

そうよ。

そして、今度こそ、あなたが包まれる番よ。

イーグルイーグル

おっと捕まるにはまだ早いぜ。

俺のスピードについて来れるかな?

イーグルは、ジグザグに飛行しながら下降して行った。

 

みさとりんもイーグルを追うが、イーグルのスピードに付いていけない。

 

イーグルイーグル

攻撃を交わす事は出来ても、俺を捕まえる事は出来ねえな。

みさとりんみさとりん

仕方無い。

タイム・ストップ

時間を止め、その隙にバブル・ラップでイーグルを閉じ込めた後、再び時を動かした。

 

イーグルイーグル

こ、これは一体どういう事だ?

どうして俺が既にバブル・ラップで閉じ込められているんだ?

素早さでは俺の方が圧倒的に上だったはず・・・。

みさとりんみさとりん

どうしてだか分かる?

イーグルイーグル

そ、そうか!

お前は、瞬間移動が出来るんだったな。

ずるいぜ、みさとりん。

みさとりんみさとりん

ウフフ・・・。

(瞬間移動なんて出来る訳ないでしょ。

出来るのは、スター・シップに搭乗した時だけよ。

魔星達は、まだタイム・ストップの魔法に気付いてないみたいね)

シュート・イン。

イーグルとフライ・アイは、デビル・スターに送られた。

 

そして、すぐに「みさとりん」は、スター・シップの自分の部屋へと戻り、

スカートをめくって、今、履いているパンツを鏡を見て確認した。

 

みさとりんみさとりん

こ、これは、私が一番気に入っているクマのパンツ・・・。

それを、どうして「みさとりん」の時に履いているの?

コントロール・ルームへ行き、由夏に聞いてみた。

 

由夏由夏

それはね。

みさとりんのコスチュームとメグミの体を融合させる時に

キャミソールとパンツだけになったでしょ。

みさとりんみさとりん

そうか!

あの時のパンツだったんだ!

由衣由衣

変身すると、あの時の下着プラス「みさとりん」のコスチュームに

なるように変身プログラムが組まれているの。

由夏由夏

私達もメグミのパンツの後ろにまでは気が回らなかったわ。

みさとりんみさとりん

一番のお気に入りとはいえ、履き過ぎて少しヨレヨレになったパンツを

魔星なんかに見られるなんてショック・・・。