みさとりんの前に、謎の少女が現れた。

 

謎の少女謎の少女

あなた、みさとりんね。

みさとりんみさとりん

ええ、そうよ。

謎の少女謎の少女

昔は、救世主と呼ばれていたそうね。

みさとりんみさとりん

よく知っているわね!

謎の少女謎の少女

私の遥か祖先のおばあさんは、250年前、救世主だったの。

みさとりんみさとりん

本当?

謎の少女謎の少女

私の家には、先祖代々伝わる遺書があるの。

それには、救世主の恨み辛みが、たくさん書いてあって、

由衣と由夏っていう2人の女神に、ひどい扱いを受けたんですって。

みさとりんみさとりん

そんな事、あの2人が、するはずが無いわっ!

(でも、どうして、由衣と由夏の名前を?

みさとりんの関係者以外、誰も知らないはずなのに・・・)

謎の少女謎の少女

そして、救世主を解任されてしまったの。

その後、ショックで自ら命を絶ったわ。

私は、あなた達が許せないの。

みさとりんみさとりん

ちょ、ちょっと待って。

謎の少女謎の少女

逃げるの?

みさとりんみさとりん

そうじゃないわ。

その事について調べたいの。

みさとりんは、スター・シップ内にテレポートした。

 

みさとりんみさとりん

由衣、たった今、意味深な事を話す謎の少女に出会ったわ。

由衣由衣

歴代の救世主だけど、実は、4代目と5代目の間に、

もう1人、救世主になった人がいたの。

みさとりんみさとりん

この前の話では、そんな事、聞かなかったわよ。

由夏由夏

あまりにも凄惨な内容だからね・・・。

由衣由衣

4代目の救世主の時の話になるんだけど、

鬼頭魔姫(きとう まひめ)という中学1年生の少女がいたの。

由夏由夏

確かに、彼女は、本当に実力のある少女だった。

それで、次の救世主にしたんだけど、私達も考えが甘かったわ。

由衣由衣

性格は、悪魔のようで、最初は、魔星を退治していたんだけど、

いつからか、魔星を服従させるようになって、

魔星を使って世界を征服する事を考え出したの。

由夏由夏

危険だと判断した私達は、

彼女から変身する能力を奪い、救世主を解任したの。

由衣由衣

そして、救世主の歴史から永久追放したの。

由夏由夏

その後、彼女が、どうなったかは、

今日、会った謎の少女から聞いた通りよ。

由衣由衣

彼女を救世主にした事を今でも後悔しているわ。

みさとりんみさとりん

それにしても、あの謎の少女、すごく気になるわ。

あれだけの事を話せるなんて、

救世主の子孫っていう事も、まんざら嘘でも無さそうだし・・・。

みさとりんは、再び謎の少女の前に姿を現した。

 

謎の少女謎の少女

逃げたと思ったら、そうじゃなかったのね。

みさとりんみさとりん

あなたの先祖が、救世主だったって話だけど、

邪悪な心を持っていたから、解任されたのよ。

謎の少女謎の少女

なんと言われようと、私は、先祖の言う事しか信じない。

みさとりんみさとりん

遺書には、他にどんな事が書いてあったの?

謎の少女謎の少女

2人の女神に復讐しろと・・・。

みさとりんみさとりん

それは無理よ。

あの2人を危険な目に遭わせる事は出来ないわ。

謎の少女謎の少女

だったら、あなたに地獄を味合わせてやるわ。

そのコスチュームには、救世主の呪いが掛かっているの。

みさとりんみさとりん

呪い?

そんなもの、信じる訳ないじゃない。

みさとりんのコスチュームは、完全無欠よ。

謎の少女謎の少女

そう思うなら、受けるがいいわ。

謎の少女は、何やら呪文を唱え始めた。

 

謎の少女謎の少女

ハンニャバラバラボツシンシンシクメラメラ

メッセーサツサツウラキレキレジゴジンジン・・・。

そして、

 

謎の少女謎の少女

カース・オブ・ザ・スカート。

すると、みさとりんのスカートが、足元までズリ落ちた。

 

みさとりんみさとりん

きゃっ!

みさとりんは、慌てて、スカートを手袋をした両手で引っ張り上げ、元の状態に戻す。

 

みさとりんみさとりん

スカートのベルトが、突然、外れるなんて・・・。

謎の少女謎の少女

今のが偶然だと思っているようね。

じゃ、これは、どう?

ハンニャバラバラ・・・。

またも、謎の少女は、さっきの呪文を唱え始めると、

 

謎の少女謎の少女

カース・オブ・ザ・マント。

今度は、みさとりんの胸の前に付いてあるブローチが外れた。

 

マントは、胸のブローチで留めてあった為、ブローチが外れた事で、

マントが、みさとりんの体の後ろ側に落ちてしまう。

 

みさとりんみさとりん

マントが勝手に外れるなんて・・・。

こんな事は初めてよ。

謎の少女謎の少女

次は、あなたの正体を暴いてあげるわ。

ハンニャバラバラ・・・。

カース・オブ・ザ・マスク。

みさとりんの仮面が外れ、地面に落ちた。

 

みさとりんみさとりん

キャッ!

みさとりんは、手袋をした両手で素顔を覆う。

 

みさとりんみさとりん

そんなバカなっ!

最高の能力を持った仮面が・・・。

謎の少女謎の少女

フフフ・・・。

呪いは、そんな甘いものじゃないわ。

どんなマスクであろうと、呪いには勝てないのよ。

みさとりんみさとりん

し、信じるしかないわね・・・。

謎の少女謎の少女

最後に究極の呪いを掛けて、おばあさんの仇を取った事にするわ。

みさとりんみさとりん

私の命とも言える仮面を剥ぐ事よりも、すごい呪いなんて・・・。

こうなったら、タイム・ストップ

みさとりんは、時を止めた。

 

みさとりんみさとりん

あなたは、私の正体を知ってしまった。

魔星であれば、デビル・スターへ送って終わりだけど、

あなたは、そうはいかない。

かと言って、あなたに死んでもらう訳にもいかない。

だから、あなたの記憶を消す事にするわ。

みさとりんは、謎の少女の額に手袋をした右手の人差し指を当て、

メモリー・イレイサーを使った。

 

みさとりんみさとりん

これで、私の素顔を見た記憶は無いわ。

由夏由夏

みさとりん、もうそんな気持ちの悪い少女とは離れた方がいいわ。

みさとりんは、タイム・ストップを解除した後、スター・シップに戻った。

 

由衣由衣

それにしても、鬼頭魔姫のヤツ、みさとりんのコスチュームに、

こんな呪いを掛けていたなんて、どこまでもとんでもない奴ね。

由夏由夏

それで、最後に言い残した究極の呪いって、何だったんだろう?

由衣は、次々に呪いを解いていく中で・・・。

 

由衣由衣

と、とんでもないわ・・・。

その呪いとは、ポシェットのフタを開けて、

みさとりん自身を吸い込むものだったみたい・・・。

みさとりんみさとりん

エエーッ!

私を、デビル・スターへ送ろうとしたって事?

由夏由夏

なんと恐ろしい・・・。

みさとりんみさとりん

でも、フレアーを浴びていない私に効くのかな~?

とは言え、最高の仮面ですら、呪いで外れたぐらいだから、

う~ん、どうなんだろう?

由衣由衣

とにかく、これら全ての呪いを無効化するように

変身プログラムを変更したわ。

由夏由夏

ほっと一安心ね。

みさとりんみさとりん

それにしても、呪いなんて、

こんな攻撃(?)、もう2度と喰らいたくないわ。

アンチみさとりん派、魔星よりも恐るべし・・・。