少年C少年C

もう止めてよ~!

由衣由衣

メグミ、少年が、ウィスプという魔星に襲われているわ。

すぐにメグミは、みさとりんに変身し、ウィスプのいる場所に現れた。

 

みさとりんみさとりん

お止めなさい!

ウィスプウィスプ

みさとりんか!

少年が、みさとりんに助けを求め、走って来る。

 

みさとりんみさとりん

さあ、私のマントの中に入って。

少年をマントで覆い、助ける「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

もう大丈夫よ。

少年C少年C

うん。

みさとりんみさとりん

弱い者いじめは、この「みさとりん」が許さないわ。

ウィスプウィスプ

ホッホッホッ、私は、ただ少年の遊び相手になっていただけよ。

みさとりんみさとりん

ウソ、この子に向かって弾をたくさん発射しているのを見たわ。

ウィスプウィスプ

当ててはいないわ。

みさとりんみさとりん

でも、もし、当たっていたら大ケガをしていたかもしれないわ。

ウィスプウィスプ

この程度の攻撃でも?

ウィスプは、みさとりんに向かって複数の弾を発射した。

 

みさとりんは、マントで防御する。

 

「バチバチバチッ!」

 

全ての攻撃がマントで防がれる。

 

しかし、その音を聞いた少年は、恐怖のあまり、地面に両膝を付き、

みさとりんの履いているロングブーツに抱き付いた。

 

少年C少年C

ひぃーっ!

みさとりんみさとりん

エアーガン並みの威力ね。

私のマントだから大丈夫だったけど、これはヒドイわ。

ウィスプウィスプ

オー、ホッホッホッ。

私の攻撃をマントなどで防ぐとは、私もナメられたものだわ。

許さない。

ウィスプは、先ほどの弾よりも遥かに威力のある弾を連射した。

 

みさとりんみさとりん

「ドカドカドカッ!」

 

みさとりんみさとりん

もうこれは当たったら確実にあの世行きのレベルだわ。

許せない、バブル・ラップ

ウィスプウィスプ

ウヒャーッ!

みさとりんは、バブル・ラップでウィスプを包んだ。

 

ウィスプウィスプ

どうか、お許しを・・・。

みさとりんみさとりん

誰が許すもんですか。

その頃、みさとりんのマントの中で小さくなり、

みさとりんの足首に抱き付いていた少年は、上を見上げた。

 

すると、みさとりんのスカートの中が丸見えになり、

パンツのお尻の部分に描かれたクマの顔が目に入った。

 

少年C少年C

あっ!

クマのパンツ。

みさとりんみさとりん

きゃっ!

私のスカートの中を見たのね。

みさとりんは、慌てて少年をマントの外に追い出し、再びマントで自分の体を覆う。

 

みさとりんみさとりん

いや~ん、助けてあげてるのに

私のスカートの中を覗くなんて、もうっ、悪い子ねっ。

ウィスプウィスプ

おー、これはこれは奇遇だわ。

私もクマのパンツを履いているのよ。

ウィスプは、スカートをヒラリと翻し、クマのパンツを見せた。

 

ウィスプウィスプ

私達は仲間よ。

早くここから出して。

みさとりんみさとりん

何を言っているの。

あなたのパンツなんて見たくも無いわ。

えいっ。

ウィスプをポシェットの中に吸い込み、デビル・スターへと帰す。

 

そして、少年に、

 

みさとりんみさとりん

こんな所で遊んでいるから魔星に襲われるのよ。

早く家に帰りなさい。

少年を見届けた後、みさとりんは、スター・シップへと戻ると、

変身を解いて普段の生活に戻り、ヒトミと会っていた。

 

ヒトミヒトミ

ねえ、メグミが、今一番欲しい物は何なの?

メグミメグミ

私は、やっぱりロングブーツかな。

ヒトミヒトミ

ええーっ!

メグミにロングブーツなんて絶対に似合わないわよ。

メグミメグミ

なんですって。

ヒトミヒトミ

でも、なんでまたロングブーツなんか欲しいの?

メグミメグミ

暖かそうだし、大人の女って感じで格好いいじゃない。

ポカーンとするヒトミ。

 

ヒトミヒトミ

ま、メグミには10年早いわ。

メグミメグミ

お母さん、今年のクリスマスプレゼント。

私は、ロングブーツが欲しいわ。

お母さんお母さん

何を言っているの。

あんな高い物、メグミにはスニーカーで十分よ。

メグミメグミ

やっぱり無理か・・・。

スター・シップに移動した後、

 

メグミメグミ

じゃ、みさとりんに変身してブーツを履こう。

コスチューム・プレイ

メグミは、みさとりんに変身した。

 

みさとりんみさとりん

う~ん、やっぱりロングブーツは、いいな~。

みさとりんは、大人になった気分がして、

得意気に手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする。

 

みさとりんみさとりん

今日は天気もいいし、ロングブーツを履いて散歩するのって最高!

すると、スチールという魔星に出会った。

 

スチールスチール

私は、スチール。

ブーツを盗んで集めるのが趣味なの。

あなたもいいブーツを履いているわね。

みさとりんみさとりん

とんでもない。

これは、私の大事なブーツよ。

スチールスチール

みさとりんのロングブーツなんて、

こんなに美味しいブーツは他に無いわ。

エアー・ジャッキ。

みさとりんの体が宙に浮かぶ。

 

みさとりんみさとりん

どういう事?

体が勝手に持ち上がったわ。

スチールスチール

頂くわよ。

スチールは、両手で「みさとりん」の両足のブーツを掴む。

 

みさとりんみさとりん

やめなさいっ。

みさとりんは、両足をジタバタさせ、ブーツ狩りから逃れる。

 

みさとりんみさとりん

あなたなんかにブーツを盗られてたまるもんですかっ。

スチールスチール

それでは、これはどうだ。

ブーツ・ハンティング。

みさとりんのブーツが、スルリと勝手に脱げた。

 

みさとりんみさとりん

ああーっ!

私のブーツが!

スチールスチール

ハッハッハッ。

みさとりんのブーツ、確かにもらったわよ。

そして、私は、ブーツのニオイを嗅ぐのも趣味なの。

スチールは、みさとりんのロングブーツのニオイを嗅いだ。

 

すると、

 

スチールスチール

ク、クッサーッ!

こんな臭いブーツは初めてよ。

世界一臭いわ。

とても少女とは思えな・・・。

スチールは、卒倒した。

 

みさとりんは、ロングブーツを取り返し、履き直す。

 

みさとりんみさとりん

手袋よりブーツの方が臭い事は分かっていたけど、

まさか、ここまで臭いとはね・・・。

それにしてもブーツを盗む貴方を許す訳にはいかないわ。

バブル・ラップ。

スチールを泡に閉じ込める。

 

そして、辺りを見回すと、小屋があり、中を覗いてみると、

そこには、1,000足以上のブーツが並んでいた。

 

みさとりんみさとりん

よくまあ、こんなにも盗んだものね。

呆れる「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

あなたは、もうデビル・スターに帰りなさい。

シュート・イン

スチールをデビル・スターに帰した後、

みさとりんは、ブーツの1つを手に取り、ニオイを嗅いでみた。

 

みさとりんみさとりん

うわっ!

くさっ。

やっぱり、誰のブーツでもクサイのは一緒よね。

それにしても、これらのブーツを持ち主に返さないと・・・。

みさとりんは、メグミに戻った後、小屋の場所を警察に教えるのであった。