次は、仮面を着けた女性。

 

由夏由夏

仮面を着けているから誰なのかよく分からないけど、

高いフレアー反応を示しているから、

その女性が、魔星である事は間違いないわ。

みさとりんみさとりん

名前は?

魔星は「トルース」と名乗った。

 

ライアーライアー

デビル・スターに送り返される事は分かっているけど、

メデューサに取られた物で、一緒に持って帰りたい物があるの。

みさとりんみさとりん

それは、何?

ライアーライアー

ダイヤよ。

そこの泡に入っている赤いダイヤよ。

みさとりんみさとりん

このダイヤが、あなたの物であるという証拠は?

ライアーライアー

無いわ。

みさとりんみさとりん

だったら、渡す事は出来ないわね。

ライアーライアー

でも、私の物なのよ。

由衣由衣

みさとりん

赤いダイヤをメデューサに取られた

トルースという魔星は確かにいるわ。

そして、その者の左目の下には星の形をした特殊な傷があるはずよ。

みさとりんみさとりん

じゃ、仮面を取って、その傷を見せて。

ライアーライアー

それは、出来ないわ。

みさとりんみさとりん

何故?

その傷さえ確認出来れば、ダイヤを渡せるのよ。

ライアーライアー

恥かしいから顔の傷を見られたくないのよ。

でも、ダイヤは返して。

みさとりんみさとりん

はぁ・・・。

顔が分からなくても、魔星である事が分かっているんだったら、

デビル・スターへ送ってしまおうか?

由夏由夏

それは、ダメよ。

もし、万が一、その者が魔星でなかったら、大変な事になるわ。

ちゃんと顔を見て確認しないとね。

みさとりんみさとりん

同じ、仮面で素顔を隠す者として、

他人の仮面を剥がす事には抵抗があるけど、仕方無いわ。

みさとりんは、泡の中に手を入れ、トルースと名乗る者の仮面に手を掛けた。

 

ライアーライアー

や、やめてーっ!

トルースと名乗る者は抵抗するが、みさとりんに仮面を剥ぎ取られてしまう。

 

ライアーライアー

ああーっ!

みさとりんみさとりん

何よっ。

傷なんて無いじゃない。

由衣由衣

その魔星は、トルースじゃなくて、ライアーよ。

みさとりんみさとりん

ダイヤを騙し取ろうとしたのね。

ライアーライアー

バレてしまっては仕方無い。

みさとりんみさとりん

嘘をつくなんて許せないわ。

電撃で、お仕置きよっ。

ライアーライアー

ヒィッ。

ライアーは、電撃を恐れて、泡の1番端に移動するが、

みさとりんは、上半身を泡の中へと入れ、近付こうとする。

 

ライアーライアー

嫌よっ!

来ないでっ。

すると、ライアーが、抵抗した時に、偶然にもライアーの指先が、

みさとりんの仮面の鼻の部分に引っ掛かり、ライアーが、指を上に持ち上げた事で、

みさとりんの仮面も上に持ち上がって、一瞬とはいえ、みさとりんの素顔が、露わになった。

 

みさとりんみさとりん

キャッ!

しかし、みさとりんが、少し顔を横に向けると、仮面に引っ掛かっていたライアーの指が外れ、

みさとりんの仮面は、元の位置へと戻る。

 

みさとりんみさとりん

みっ、見たわねっ!

許せないわっ。

由夏由夏

みさとりん、感情的になっては駄目よ。

あなたの使命は、魔星をデビル・スターに送り返す事。

魔星とはいえ、過剰な攻撃は、いけないわ。

みさとりんみさとりん

・・・・・。

由衣由衣

あまり熱くならないで。

みさとりんみさとりん

もういいわ、シュート・イン

ライアーは、デビル・スターへと送られた。

 

由夏由夏

気を取り直して、次の魔星よ。

みさとりんみさとりん

また、マスクマンね。

面倒くさい。

由衣由衣

フレアー反応としては、中程度。

魔星かどうかは微妙なところね。

みさとりんみさとりん

マスクを取って。

アナコンダアナコンダ

駄目だ!

俺は、覆面レスラー・アナコンダだ。

素顔を見せる事は出来ん。

由夏由夏

アナコンダと言えば、元プロレスラーで

リングの上で数々の相手を、あの世に送った事で有名よ。

みさとりんみさとりん

じゃ、実力行使だわ。

アナコンダアナコンダ

お前も仮面を付けて正体を隠しているが、同じマスクマンとして

他人のマスクに手を掛ける事は平気なのか?

みさとりんみさとりん

少し気は引けるけど、

あなたをデビル・スターに帰す為には仕方の無い事なの。

みさとりんは、泡の中に手を入れ、アナコンダのマスクに手を掛けた。

 

アナコンダアナコンダ

やめろーっ!

アナコンダは、抵抗する。

 

みさとりんみさとりん

プロレスラーだけあって、すごい力だわ!

こうなったら仕方無い・・・。

エレクトリック・ショック

アナコンダアナコンダ

ぐあーっ!

アナコンダは、電撃によってダウンし、マスクを剥がされてしまう。

 

両手で顔を覆ったが、一瞬、見えた素顔から、この者が、本物のアナコンダである事が判明。

 

アナコンダアナコンダ

もういいだろう。

マスクを返せ。

みさとりんは、マスクを返そうと泡の中に手を入れたところ、

アナコンダは、みさとりん手を掴み、泡の中に引っ張り込んだ。

 

みさとりんみさとりん

きゃっ!

何をするのっ!

アナコンダアナコンダ

お前にも俺と同じ苦痛を味合わせてやる。

アナコンダは、みさとりんの顔が、泡の中に入ったところで、

仮面に手を掛け、仮面を強引に剥ぎ取った。

 

みさとりんみさとりん

イヤーッ!!

みさとりんは、悲鳴を上げ、手袋をした両手で顔を覆う。

 

アナコンダアナコンダ

どうだっ!

マスクを剥がされた者の辛さが分かったか?

その後、アナコンダは、みさとりんに仮面を返し、お互いに仮面が元の状態に戻ったところで、

 

みさとりんみさとりん

やっぱり、あなたのようなマスクマンには、マスクが一番似合うね。

アナコンダアナコンダ

お前もな。

みさとりんみさとりん

ウフフ・・・。

みさとりんは、自身もマスクマンである事を誇りに思い、

誇らしげに手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする。

 

みさとりんみさとりん

じゃあね。

シュート・イン。

アナコンダは、消え去った。

 

その後も、魔星であるかの判別、持ち物の持ち主探し等、調査は進んで行き・・・。

 

みさとりんみさとりん

さすがに疲れたわ。

みさとりんは、泡の1つに腰掛ける。

 

みさとりん004

イラスト by りるくてぃ



しかし、それは、物を包んだ泡ではなく、者を包んだ泡だった。

 

みさとりんは、疲れていた為、ちゃんと中身を確認せずに座ってしまったのだ。

 

そして、その者は「みさとりん」のスカートの中を見る。

 

その事に気付いた「みさとりん」は、

 

みさとりんみさとりん

きゃっ!

泡の中に人がいるわっ。

少年A少年A

この眺め、最高!

みさとりんみさとりん

もうっ(怒)!

私のスカートの中を、ずぅーっと見ていたのね。

少年A少年A

何を言っているんだ。

君が勝手に座ったんじゃないか。

みさとりんみさとりん

それは、そうだけど・・・。

許せないわ。

みさとりんは、手袋をした右手の人差し指で泡を割ると、その者は、ボテッと地面に落ちた。

 

少年A少年A

イッテェー。

みさとりんみさとりん

ウフフ・・・。

少々、手荒でゴメンね。