何億年も前から、250年毎に繰り返されるフェアリー・スターとデビル・スターの最接近

 

近代化が進むまでは、ただの天体ショーであったが、ロケットが開発されて以降、

更生不可能な囚人達をデビル・スターへ送るようになった。

 

そして、250年前のフェアリー・スターとデビル・スターの最接近の時、

魔星となった囚人達が、フェアリー・スターに戻って来たが、

無敵のコスチュームを纏った「みさとりん」によって、魔星達は全滅する事となる。

 

しかし、当時の魔星の首領だったタナトスは、みさとりんのコスチュームの弱点に気付き、

みさとりんの変身を解除する秘密兵器の設計図を完成させていた。

 

そして、秘密兵器の開発に着手しようとしたところで、

1世代前の「みさとりん」との戦いに敗れてしまい、

秘密兵器は、開発される事無く、その設計図も、オドーの砦の地下室に眠ったままとなった。

 

この事は、由衣も由夏も1世代前の「みさとりん」も全く知る事は無かった。

 

それから、再び250年が経ち、今回の魔星の首領であるゼウスが、

フェアリー・スターへとやって来る事となる。

 

そして、ゼウスは森の中に砦を見つけると、4人衆と共に森に身を隠し、

ハーレム実現の為、少女達を誘拐していた。

 

そんなある日、オドーの砦の地下室に潜んでいたゼウスは、

タナトスが残した秘密兵器の設計図を偶然にも見つけてしまう。

 

ゼウスゼウス

メタモルフォーゼ・ロスラッセン・・・。

これは、みさとりんの変身を解除する秘密兵器の設計図ではないか!

側近側近

どうして、こんな物が、ここに?

ゼウスゼウス

そうか!

先代の魔星達だ。

俺達の為に、いい物を残してくれた。

側近側近

これで「みさとりん」も終わりですな。

ゼウスゼウス

フェアリー・スターを魔星が支配する時代が来る。

フフフ・・・。

そんな危機も知らず、みさとりん達は・・・

 

由夏由夏

やったわね、みさとりん。

由衣由衣

これで、4人衆は全滅よ。

みさとりんみさとりん

もう残るは、ゼウスと側近だけね。

由夏由夏

いよいよ最後の対決だわ。

みさとりんみさとりん

いや、その必要は無いかも?

由衣由衣

えっ?

みさとりんみさとりん

オドーの砦にいたであろうゼウスは、

砦が崩壊した事で死んでしまったとか・・・。

由夏由夏

ま~さか・・・。

由衣由衣

アハハハハ。

みさとりんも手袋をした右手の人差し指で鼻の下を擦りながら笑う。

 

しかし、由衣が、フレアー探知機を調べると、オドーの砦からゼウスのフレアー反応があった。

 

由夏由夏

死んでなかったのね。

由衣由衣

砦は崩壊しても地下室があるみたいよ。

みさとりんみさとりん

そこに隠れていたんだ・・・。

遂に「みさとりん」が、ゼウスと対決!

 

みさとりんは、森の奥にあるオドーの砦へと現れた。

 

そして、砦の残骸に目をやると、地下室に続く階段が見えた。

 

階段を下って行く「みさとりん」。

 

すると、そこにゼウスがいた。

 

ゼウスゼウス

よく来たな。

みさとりん。

みさとりんみさとりん

ゼウス、もう逃げられないわよ。

覚悟!

ゼウスゼウス

おっと、覚悟するのは、お前の方じゃないのか?

みさとりんみさとりん

何を言っているの。

ハーレムの実現以外、何の能も無い貴方が、私に勝てると思って。

ゼウスゼウス

言ったな。

では、お前の命とも呼べる、そのコスチュームを消し去ってやろう。

やれいっ!

側近側近

ハハッ!

ゼウスの側近が、メタモルフォーゼ・ロスラッセンを稼働させると、

謎の光線が出て、みさとりんの体全体に照射された。

 

みさとりんみさとりん

うっ!

何、今の?

すると、みさとりんのコスチュームが消え、メグミは、普段着の姿に戻ってしまう・・・。

 

メグミメグミ

キャーッ!

変身が解けてしまったわ。

素手となった両手で顔を覆い、地面にうつ伏せになる「みさとりん」。

 

いや、メグミ。

 

ゼウスゼウス

やはり、みさとりんの正体は「立花メグミ」であったか・・・。

由夏由夏

由衣、大変よ!

みさとりんの変身が解除されてしまったわ。

由衣由衣

こ、こんな事って・・・。

由夏由夏

よく分からないけど、このままでは「みさとりん」が危ないわ。

由衣由衣

急いでスター・シップにテレポートよ。

変身を解除された「みさとりん」は、スター・シップの中へ・・・。

 

由夏由夏

メグミ、大丈夫?

メグミメグミ

こ、ここは?

由衣由衣

スター・シップの中よ。

メグミメグミ

変身を解除されるなんて、そんなバカな・・・。

呆然とする3人であった。