メグミは、スター・シップ内の自分の部屋にいた。

 

メグミメグミ

コスチューム・プレイ。

みさとりんに変身したメグミは、鏡を見て思う。

 

みさとりんみさとりん

私は、まだ小学生だから、普段は、お化粧なんてしないんだけど、

みさとりんになると、お化粧をしているから我ながら色っぽいわね。

お化粧をした後の私って一体どんな顔をしているのか見てみたいわ。

スター・シップ内の自分の部屋は、正体を知られる事の無い安全な場所だ。

 

そこで、みさとりんは、自ら仮面を取り、鏡で自分の顔を見た。

 

みさとりんみさとりん

わぁ~!私って、お化粧をすると、こんな顔になるんだ。

自分で言うのもなんだけど美人ね。

照れ臭くなって手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

由衣や由夏ですら「みさとりん」の素顔は見た事が無いはずよ。

みさとりんの素顔は私だけのものね。ウフフ・・・。

みさとりんは、得意になって手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする。

 

みさとりんみさとりん

でも、前から不思議に思っていたんだけど、

みさとりんに変身すると鼻の下が痒くなるんだよね。

たぶん、化粧のせいじゃないかしら?

成分が合わなかったり、アレルギー体質なのかも?

鼻の下を人差し指でよく擦る為、鼻の下の化粧が落ちてしまい、

手袋にファンデーションなどが付くようになる。

 

それだけではない。

 

みさとりんみさとりん

鼻が痒いから、よく鼻の下を擦るんだけど、

鼻が赤くなっちゃって格好悪い。

でも、仮面で鼻を隠せるから大丈夫だわ。

しかし、少しでも上を向いたり、仮面が上にズレたりすると、

鼻が赤くなっているのはバレバレだ。

 

そんな時、由夏がドアをノックした。

 

由夏由夏

部屋に閉じこもって何をしているの?

みさとりんみさとりん

(あっ!いけない。由夏だっ!)

みさとりんは、慌てて仮面を着け、自分の部屋から出た。

 

みさとりんみさとりん

休憩をしていただけよ。

由夏由夏

早く次の魔星を探さないと駄目でしょ。

みさとりんみさとりん

ええ、分かっているわ。

由夏由夏

ちょっと待って!なんか仮面が変よ。

みさとりんみさとりん

あら、そう?

みさとりんの素顔は絶対に秘密。

 

いかなる理由があろうとも仮面を外してはならない。

 

由夏に気付かれたのではないかとドキッとする「みさとりん」。

 

由夏由夏

仮面の目の部分がズレて眉毛が見えているわ。

由夏が手鏡を渡す。

 

みさとりんみさとりん

わっ!ホントだ。修正しないと・・・。

由夏は、みさとりんの仮面の位置と留め紐を調整する。

 

由夏由夏

これで良し!良くなったところで魔星探しよ。

みさとりんみさとりん

(あ~、良かった。バレてなくて・・・)

由夏と「みさとりん」は操縦室に向かうのであった。