ゼウスゼウス

あの四天王のブリザードさえも、こうも簡単に倒されるとは・・・。

どうなっておるのだ?

みさとりんと言えど、元はフェアリー・スター星人のはず・・・。

側近側近

何らかの力によって変身し、強大な力を得ているものと思われます。

ゼウスゼウス

みさとりん、思ったより強敵だな。

側近側近

御意に・・・。

ゼウスゼウス

では、四天王の2番手であるバベルを行かせよう。

冷凍攻撃が通用しないのなら、火炎攻撃はどうだ?

由夏由夏

魔星達の目的が、フェアリー・スターに

ハーレムを創る事だったとはね・・・。

みさとりんみさとりん

呆れた・・・。

ゼウスって、スケベなのね。

由衣由衣

でも、それ以外が目的の魔星も多いと思うよ。

由夏由夏

それはそうと、また凄いフレアーを持った魔星が、

そちらへ向かっているわ。

由衣由衣

魔星の中でも凄い実力を持つ四天王の一人・バベルよ。

由夏由夏

どうやら「みさとりん」と勝負がしたいみたいね。

みさとりんみさとりん

望むところよ。

由衣由衣

バベルは、火炎攻撃が得意だから気を付けてね。

バベルが、みさとりんの前へと現れる。

 

バベルバベル

私の為に、待ってくれていたとは、感謝するぞ、みさとりん。

みさとりんみさとりん

私とあなたのどっちが強いか勝負よ。

バベルバベル

では、挨拶代わりにファイヤー・リングはどうだ?

みさとりんを中心に、円を描くように、炎が「みさとりん」を包んだ。

 

みさとりんみさとりん

きゃっ、熱ーいっ。

バベルバベル

はっはっはっ。

どうだ、私の火炎攻撃の味は?

みさとりんみさとりん

このままでは蒸し焼きになってしまうわ。

由夏由夏

みさとりん、マントを翻してビッグ・ウインドと唱えるのよ。

みさとりんみさとりん

ビッ、ビッグ・ウインド。

すると、強風が巻き起こり、みさとりんを取り囲む炎が消えた。

 

バベルバベル

なんと!

私の炎を消すとは・・・。

なかなかやるな。

みさとりんみさとりん

ええ、でも、あまりに熱くて汗をかいてしまったわ。

魔星なんかとの戦いで汗臭くなるのは嫌よ。

バベルバベル

しかし、今のは、ほんのお遊びだ。

バベルは、高熱のデス・フレイムを放った。

 

みさとりんみさとりん

ええーいっ、この程度のもの・・・。

みさとりんは、デス・フレイムをマントで防いだ。

 

すると、炎は、みさとりんのマントに遮られ、くすぶった後、消滅した。

 

バベルバベル

なにーいっ!?

私のデス・フレイムが!

みさとりんみさとりん

あなたの力なんて、こんなものよ。

しかし、辺りに焦げたニオイが漂った。

 

みさとりんみさとりん

いやーん、焦げくさ~いっ。

マントで火炎攻撃なんか受けるもんじゃないわ。

バベルバベル

私も見くびられたものだ。

では、このバベル最大の技。

ファイヤー・ボム。

巨大な炎の塊が、みさとりん目掛けて飛んで来る。

 

みさとりんみさとりん

これは、さすがにスゴイわ。

セイント・ガード

ファイヤー・ボムが、聖なる壁によって防がれる。

 

バベルバベル

し、信じられん・・・。

みさとりんみさとりん

早く終わりにしましょう。

バブル・ラップ

バベルは、泡に包まれるのであった。

 

バベルバベル

みさとりんの力が、これほどまでとは・・・。

みさとりんみさとりん

ウフフ、それほどでも無いわ。

みさとりんは、得意気に手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする。

 

バベルバベル

しかし、私を倒したからといって、

この後の四天王を甘くみない方がいいぞ。

みさとりんみさとりん

忠告、ありがとう。

では、おしゃべりはこの辺で・・・。

シュート・イン

バベルは、ポシェットに吸い込まれるのであった。

 

そして・・・。

 

みさとりんみさとりん

いつまで、そこに隠れているの?

ピクシーピクシー

へへっ、見つかっちまったか。

木の陰に隠れていたピクシーが、姿を現す。

 

ピクシーピクシー

俺は、魔星のピクシーさ。

みさとりんみさとりん

四天王との戦いで疲れ切った私を

倒そうと思っていたのかもしれないけど、残念だったわね。

ピクシーピクシー

ケッ。

お前が、こんなに強いとは思わなかったぜ。

せっかく、おこぼれを頂戴しようと思ったのによ。

みさとりんみさとりん

クスッ。

強すぎて悪かったわね。

バブル・ラップ。

ピクシーは、泡に包まれる。

 

ピクシーピクシー

俺は、この後、あの地獄へ送り返されるのか・・・。

みさとりんみさとりん

そうよ。

最後に何か言い残す事は無~い?

ピクシーピクシー

そ、そうだな。

じゃ、最後に、お前の素顔が見てみたい。

みさとりんみさとりん

えっ!

私の素顔が見たいですって!

それは出来ないわ。

ピクシーピクシー

堅い事、言うなよ。

俺も、もうこれで終わりだ。

みさとりんみさとりん

絶対にイヤよ。

しかし、仮面を取る事を拒む「みさとりん」を説得し続けた結果・・・。

 

みさとりんは、手袋をした右手の人差し指を、ほっぺたに当てて、

 

みさとりんみさとりん

そうね~。

私の正体を知ったところで、あなたはもう

フェアリー・スターに戻って来る事は無いんですもんね~。

ピクシーピクシー

そうだろう?

みさとりんみさとりん

じゃ、ちょっとだけ見せちゃおうかな~。

ピクシーピクシー

そうこなくっちゃ。

「パチパチパチ」

 

手を叩いて喜ぶ魔星のピクシー。

 

みさとりんみさとりん

誰にも見せた事の無い「みさとりん」の素顔よ。

安く思わないでね。

みさとりんは、直立不動の姿勢で両目を閉じた後、

両手を、ゆっくりと仮面の位置まで上げると、

自ら仮面に手を掛け、仮面を少し下に、ずらした。

 

ゴクリと唾を飲み込むピクシー。

 

そして、更に仮面を下に、ずらそうとした瞬間、

 

みさとりんみさとりん

やっぱり、や~めた。

みさとりんは、仮面を元の位置に戻す。

 

ピクシーピクシー

な~んだ、見せてくれねーのかよー。

まったく、ぬか喜びだぜぇー。

みさとりんみさとりん

キャハハハハハ。

あなたのような魔星に、「みさとりん」が、

素顔を見せる訳が無いでしょ。

さぁ~、デビル・スターに帰りなさい。

シュート・イン。

ピクシーピクシー

さよなら~。

ピクシーは、デビル・スターへと強制送還された。