ゼウスゼウス

バベルまで駄目か・・・。

しかし、ピクシーの情報によれば、みさとりんが使っている

泡で魔星を封じ込める魔法は、バブル・ラップという名前らしい。

側近側近

他にも自分の前に壁を作って攻撃を防いだり、

マントを使って強風を起こしたり、

みさとりんに変身すると、様々な魔法が使えるようになって、

魔星より圧倒的に強くなれるようです。

ゼウスゼウス

では、四天王の3番手であるファントムよ。

お前の幽霊攻撃を駆使して、見事「みさとりん」を仕留めてみよ。

ファントムファントム

ハハッ!

ゼウス様。

ファントムは、みさとりんのいる所へと向かっていた。

 

由衣由衣

あれは、四天王の一人・ファントムだわ。

由夏由夏

連戦に次ぐ連戦になるけど、大丈夫?

みさとりんみさとりん

もちろん。

全然どうって事ないわよ。

由衣由衣

でも、ファントムは、得体の知れない技を使うから気を付けて。

ファントムが、みさとりんの元へとやって来た。

 

みさとりんみさとりん

あなたが、ファントムね。

ファントムファントム

そうだ。

だが、俺は、他の四天王とは訳が違うぞ。

みさとりん、お命、頂戴する。

クラック・イリュージョン。

ファントムのクラック・イリュージョンにより、

みさとりんの足元の地面が裂け、大きな割れ目が出来た。

 

みさとりんみさとりん

きゃーっ!

そして、みさとりんは、地面の割れ目に落ちるが、

間一髪、崖の淵に両手の指を掛け、転落を免れた。

 

みさとりんみさとりん

ううう・・・。

そして、みさとりんは、下を見るが、真っ暗で何も見えない。

 

割れ目の底までは、だいぶ距離がありそうだ。

 

みさとりんみさとりん

こっ、こわーいっ!

ファントムファントム

ハハハハハ、どうだ、みさとりん。

みさとりんみさとりん

でも、これは、あなたが創り出した幻影なんでしょ?

こんなものに惑わされないわよ。

ファントムファントム

幻影と言っても、体感的には現実と同じだぜ。

だから、落ちたら本当に死ぬ事になる。

みさとりんみさとりん

だったら、早く這い上がらないと・・・。

しかし、ファントムは、その前に「みさとりん」の手を足で踏みにじった。

 

みさとりんみさとりん

いたーい!

片方の手が崖の淵から外れてしまう。

 

みさとりんみさとりん

ああっ・・・。

みさとりんは、片手だけで何とか耐える。

 

みさとりんみさとりん

うぐぐ・・・。

そして、ファントムは、もう片方の手も足で踏みにじる。

 

みさとりんみさとりん

いやーっ!

ファントムファントム

地獄へ落ちろ!

そして、みさとりんは、もう片方の手も離してしまい、真っ逆さまに奈落の底へと落ちて行く。

 

みさとりんみさとりん

キャーッ!

ファントムファントム

終わったな。

この高さから落ちたら最後、命が助かる事は無い。

ゼウスゼウス

よくやった。

さすがファントムだな。

ファントムファントム

ゼウス様。

お褒め頂き、光栄でございます。

ファントムは、その場を引き上げようとする。

 

そして、みさとりんは・・・、

 

由夏由夏

みさとりん、エアー・フライトと叫んで!

みさとりんみさとりん

エアー・フライト!

すると、みさとりんの体が宙に浮かんだ。

 

みさとりんみさとりん

どういう事?

由衣由衣

みさとりんは、マントを使って空を飛ぶ事が出来るのよ。

みさとりんみさとりん

どうして、それをもっと早く教えてくれなかったの?

死ぬかと思ったわ。

由夏由夏

ごめん、ごめん。

由衣由衣

みさとりん、ファントムは、まだ上にいるわ。

みさとりんは、マントを使って上昇し、

地面の割れ目から再び顔を出すと、ファントムの前に現れた。

 

ファントムファントム

お、お前は「みさとりん」!

生きていたのか!

みさとりんみさとりん

私が、空を飛べる事を知らなかったの?

このマントは、万能なのよ。

みさとりんは、得意気に手袋をした右手の人差し指で鼻の下をこする。

 

ファントムファントム

では、さっき死んでおけば良かったと、後悔させてやる。

ファントム・ローズ!

ファントムの放った無数のバラが、みさとりん目掛けて飛んで来る。

 

みさとりんみさとりん

みさとりんの前に聖なる壁が出現するが、どうした訳か、壁をすり抜け、

無数のバラが、みさとりんに突き刺さる。

 

みさとりんみさとりん

きゃーっ!

その場に倒れる「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

な、何故?

鉄壁の防御を誇るセイント・ガードを、すり抜けるなんて・・・。

しかし、バラが刺さっているにもかかわらず

全く痛みを感じない事に違和感を覚える「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

一体、どういう事?

それは、幻影であった為、時間の経過と共に、バラは消えて無くなった・・・。

 

みさとりんみさとりん

な~んだ、また幻影だったの。

ビックリさせないでよ。

あれっ?

でも、ファントムは?

ファントムファントム

フッフッフッ、俺の罠にハマったな。

みさとりんが、面喰らっている隙に、ファントムは、みさとりんの背後を、とっていた。

 

そして、みさとりんが、後ろを振り向くと、ファントムが、みさとりんをベアハッグ。

 

みさとりんみさとりん

いやんっ。

あなたのような輩に抱きしめられたくないわっ。

離してっ。

ファントムファントム

何を言っている。

このまま締め上げて、あの世へ送ってやるぞ。

みさとりんみさとりん

きゃーっ!

いったーっい!

みさとりんは、悶え苦しむ。

 

由夏由夏

みさとりん、右手をファントムに当てて

エレクトリック・ショック」と言うのよ。

 

みさとりんみさとりん

分かったわ。

エレクトリック・ショック。

みさとりんの手袋をした右手から電撃が発せられた。

 

ファントムファントム

ギャーッ!!

電撃を浴びせられたファントムは、あまりの衝撃にダウンする。

 

しかし・・・、

 

みさとりんみさとりん

いやんっ、焦げくさいっ。

バブル・ラップ。

そして、シュート・イン

ファントムが、泡に封じ込められ、即座にポシェットに吸い込まれた。