ゼウスゼウス

バベルまで駄目か・・・。

側近側近

ゼウス様、「みさとりん」は変身すると、

魔星より10倍強くなれるそうです。

魔星の事を研究し、あのようなコスチュームを開発したようです。

ゼウスゼウス

ならば、四天王の3番手である「ファントム」よ。

お前の幽霊攻撃を駆使して、見事「みさとりん」を仕留めてみよ。

ファントムファントム

ハハッ!ゼウス様。

スター・シップ内で、フェアリー・スターの様子を、モニターを通して見ていた由衣が、

 

由衣由衣

あれは、四天王の一人・ファントムだわ。

由夏由夏

どうやら少年を、いじめているみたいね。

メグミメグミ

また、私を、おびき出そうとしているみたいだけど、

何も、こんな手を使わなくても・・・。

由夏由夏

許せないわ。

由衣由衣

ファントムは、得体の知れない技を使うから気を付けて。

みさとりんみさとりん

その子を離しなさい。

ファントムファントム

待っていたぞ、みさとりん。

俺のファントム・ローズを受けてみろ!

ファントムの放った無数のバラが、みさとりん目掛けて飛んで来る。

 

みさとりんみさとりん

しかし、セイント・ガードをすり抜け、無数のバラが、みさとりんに突き刺さる。

 

みさとりんみさとりん

きゃーっ!

その場に倒れる「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

な、何故?

鉄壁の防御を誇るセイント・ガードを、すり抜けるなんて・・・。

しかし、バラが刺さっているにもかかわらず

全く痛みを感じない事に違和感を覚える「みさとりん」。

 

みさとりんみさとりん

一体、どういう事?

それは、幻影であった為、時間の経過と共に、バラは消えて無くなった・・・。

 

みさとりんみさとりん

な~んだ、幻影だったの。

ビックリさせないでよ。

あれっ?

でも、四天王のファントムは?

ファントムファントム

フッフッフ、俺の幻影攻撃に引っ掛かったな。

みさとりんが、面喰らっている隙に、ファントムは「みさとりん」の背後を、とっていた。

 

そして、みさとりんが、後ろを振り向くと、ファントムが「みさとりん」をベアハッグ。

 

みさとりんみさとりん

いやんっ。

あなたのような輩に抱きしめられたくないわっ。

離してっ。

ファントムファントム

何を言っている。

このまま締め上げて、あの世へ送ってやるぞ。

みさとりんみさとりん

きゃーっ!

いったーっい!

みさとりんは、悶え苦しむ。

 

みさとりんみさとりん

仕方無いわ。

出来れば使いたくないけど、エレクトリック・ショック

みさとりんは、手袋をした右手をファントムの体に当て、電撃を発した。

 

ファントムファントム

ギャーッ!!

電撃を浴びせられたファントムは、黒焦げになってダウンする。

 

しかし・・・、

 

みさとりんみさとりん

いやんっ、焦げくさいっ。

バブル・ラップ、そして、シュート・イン。

ファントムが、バブル・ラップによって封じ込められ、即座にポシェットに吸い込まれた。

 

みさとりんみさとりん

この技、焦げ臭くなるから、あまり使いたくないのよね。

でも、今回は、そんな事、言ってられなかったわ。

少年A少年A

おねえちゃん、助けてくれて、どうもありがとう。

声のする方を向くと、少年が「みさとりん」を見上げていた。

 

みさとりんみさとりん

いやんっ。

スカートの中が見えちゃう。

みさとりんは、慌てて手袋をした両手でスカートを押さえた。

 

そして、マントで体全体を覆い、少年に近付く。

 

みさとりんみさとりん

魔星には、くれぐれも気を付けてね。

少年A少年A

お姉ちゃんって、強いんだね。

みさとりんみさとりん

ウフフ・・・。

みさとりんは、手袋をした右手をマントの外へ出し、

照れ臭そうに手袋をした人差し指で鼻の下をこする。

 

少年A少年A

また、何かあったら助けてね。

みさとりんみさとりん

ええ、もちろんよ。

じゃあ、またね。

みさとりんは、消え去った。